プログラマーの仕事は、システムエンジニアから渡される仕様書をもとに、プログラミングを行うのが基本です。しかし、使用するプログラミング言語が毎回同じものとは限らないので、複数のプログラミング言語を習得している人ほど重宝されるでしょう。プログラマーの難しいところは、プログラミング言語の丸暗記では活躍できない点です。プログラミング言語を使っている間にも、システムの効率化を考えなければいけません。プログラムを変えれば、今より効率的に仕事を進行できる可能性も秘めています。

また、コードにはプログラマーの癖が出ます。どのようなプログラムが適切なのかを判断するためにも、他のプログラマーが書いたコードを読解する能力は必要です。コードの読解力は経験で学ぶのが手っ取り早く、多くのプログラマーのプログラミングを見せてもらうのが効果的といえます。どうしても読解できない場合は、そのプログラミングを行ったプログラマーに直接聞いてみるのが一番の方法です。実際にプログラマーに聞いてみることで、新たなコードを知れることもあるかもしれません。

そして、プログラマーの仕事にはデバッグも含まれます。システムを構築していく中での不具合やバグは、できるだけ早い段階で見つけたいものです。そのため、定期的なデバッグは、プログラマーが担うことが少なくありません。デバッグで見つかった不具合やバグはチームで共有することが重要になるので、頻繁にコミュニケーションを取る方がいいでしょう。